こんにちは。ブログ担当のはなこです。
さて、今回のプログラムは、「指で描く版画」。版画なんて難しそう、しかも指でどうつくるのでしょうか??
小雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、大勢の方にご参加いただきました。前回よりも人数が多かったから、子どもたちもリラックス、とっても賑やかな、というか、カラフルなどろんこ?会になりました。
というのも、子どもたちの手やら顔やらは、こんな感じに↓。
足の裏までカラフルになる2歳の女の子も!
そしてママさんのズボンも…。(ママに思わずタッチしちゃったのね…。)
でも大丈夫です、しばらくすると粘土が乾いてぽろぽろ落としてからお洗濯をすれば落ちます。もちろん、手についた粘土もお水で洗えばすぐに落ちますよ!
実はこれ、ホイップ粘土というもので、その姿はまるでマヨネーズ。
アクリル板に練りだすのですが、ついつい触ってみたくなります。(と思う間もなく、すでに子どもたちはすぐに手でねりねり…。大人もねりねり…。)
そこへ水彩絵の具で色をつけます。絵の具の使用量は無限?、子どもの出したい放題です。
このサークルでしか許されないかもしれません…。
そんなこんなで、色混ぜに夢中になっていると、単色だったものが、どんどん複雑で予想外な色になっていきます。なんとも言えない味わいのある色になるんです。
と、これだけでもみなさん満足していたのですが、そうです、版画をつくるのでした!
このアクリル板に、水で濡らした画用紙(水で濡らしたほうが色がうつりやすいとのこと)を上にのせて、手でぎゅぎゅっと押したり、摺ってみたり。それから、紙をはがしてみると…。
こんな感じに!ほんとにいろんな色ですね。
額縁を張り付けて、額縁からはみ出た作品は、思い切って、切ってしまいます。ちょっと勇気がいりました。そして、ついに完成です!!
ダイナミックな混ぜっぷりで、迫力のあるものから、秋の夕焼け、海に落ちる夕日を連想させるものなど、ほんとうにさまざま!
先生から秋のイメージもおすすめ、とのことでしたが、子どもも、果物とか焼き芋とか、焼きそばとか…、いろいろ連想したようでした。
また、額縁の黒さのせいか、ぴしっと締まった印象で、さらに色も際立っている気がします。
さらに、近づいてみると、粘土の立体感がとってもいいんです。色に一味も二味も加えているように感じました。
↑上の写真、上下とも対照的な印象ですよね。
実は上は、今回最年少の参加者だった2歳の女の子の作品。2歳でもちゃんとしたアートになっています!!すごい!
そして、下は、ママの作品。やはり母性がでるのか、とってもやさしい色。明るいのも、そのままの人柄がでているようでした!
また、今回、私は2回目ということもあり、前回よりもずっと頭をからっぽにして創作できたように感じました。
リラックスして創作するって、とっても気が楽で、楽しいです。
このサークルで過ごす、いちばんの願いは、どんな子どもでも、どんな親でも、それぞれの満足感をもっていただくことです。
そのためには自由に楽しむこと、とても大切なのだと思います。
また、心が満たされると、子どもでも大人でも、何か安心感のようなものが持ててくるのではないでしょうか。
その積み重ねが、子どもだけでなく、親も変えられていくようですよ。
そしてそして、心置きなく創作に集中するためにも、子どもはもちろんのこと、パパママさんも、ぜひ汚れてもよい恰好でお越しくださいませ~。
次回からのプログラム内容も、より季節のイベント(ハロウィンにクリスマス!)に沿った内容となっていますよ~。
今日は長い文章となりましたが、最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!